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【第2回】BT機はパチスロ市場の追い風となるか(遊技者調査)

こんにちは、ONEHALLソリューションサービス担当です。

2025年6月に新機能「ボーナストリガー(通称:BT)」を搭載したパチスロ機がついに登場します。前回、この「BT機」の可能性について遊技者の認知や遊技意向などのデータをご紹介しました。

  BT機はパチスロ市場の追い風となるか(遊技者調査) 現在のパチンコ・パチスロ市場は、パチンコに比べパチスロが好調ですが、「BT機」の可能性について、現在の遊技者の認知や遊技意向などのデータを元に探っていきたいと思います。 ONEHALLサービス サイト

今回は、導入が迫るBT機について「遊技者の意識はどう変化したのか」「ゲーム性に対する遊技意向」や「登場に期待するメーカー」など、追加アンケートを元にご紹介しますので、前回記事と合わせてご覧ください。


目次[非表示]

  1. 1.ボーナストリガーの目指すところ
  2. 2.ボーナストリガーの認知度
  3. 3.ボーナストリガーの遊技意向
  4. 4.遊んでみたいゲーム性
  5. 5.BT機に期待するメーカー
  6. 6.まとめ


ボーナストリガーの目指すところ

新たなタイプの遊技性「ボーナストリガー」によって、射幸性に頼らないシンプルで遊びやすい遊技性を持ち、市場におけるノーマルタイプとAT機の二極化した状態の中間地点となるところを目指すことで、現在よりも多種多様で、ユーザーに幅広い選択肢を与えられるパチスロ市場を創っていくことが狙いとなっています。


ボーナストリガーの認知度

ではBT機の認知度はどうなっているか見ていきたいと思います。

今回の調査では、「知っている」と回答した人は約36%で、「ある程度知っている」と回答した人は約19%となり、前回の調査より若干認知度がアップしました。特に「知っている」と回答した人は15ポイント程度上昇しており、「ある程度知っている」から「知っている」に認識が変化してきています。


ボーナストリガーの遊技意向

次に、ホール稼働の期待値となる遊技意向について見ていきます。

「遊びたい」と回答した人は約39%、「やや遊びたい」と回答した人は約41%となり、約8割の人が遊びたい意向をもっていることがわかりました。今回の調査で、全体では「遊びたい(やや含む)」意向が10ポイント程度増加しました。また、「遊びたい」と回答した人は前回より13ポイント程度上昇しており、意欲に積極性が見られます。


遊んでみたいゲーム性

2025年2月に業界団体からBT機の具体的なゲーム性について5パターン発表されました。これはあくまで予想されるゲーム性であって、今後色々なゲーム性が登場します。今回の調査では、発表されたパターンの中で、どのゲーム性で遊んでみたいかを聞いてみました。

結果として「ループタイプ」が約54%で最も高く、半数以上となっています。
高継続ではなく「適度にボーナス連チャンを楽しめる」機種に期待が寄せられているようです。


各タイプの詳細はこちら

  【パチサミ公式コラム】「第三のパチスロ ビビッとBT!」 ボーナストリガー(BT)搭載パチスロ機の想定される遊技性とスペックを紹介! – パチスロサミットONLINE パチスロの最新情報やキャンペーンを随時発信中!日電協と回胴遊商が運営するパチスロ情報総合ファンサイトです。 パチスロサミットONLINE


BT機に期待するメーカー

BT機に期待するメーカーでは、「北電子」が約42%でトップとなりました。
「ノーマルタイプ」もしくは「技術介入機」で人気のメーカーが上位となっています。


現在発表されているBT機の導入は以下の機種です。

2025年6月導入予定
■LBパチスロ1000ちゃんA(オーイズミ)
■翔べ!ハーレムエース(カルミナ)
■LBプレミアムうまい棒(オリンピアエステート)
■スマスロニューパルサーBT(山佐)
■LBジャックポット(ヤーマ)​​​​​​​
2025年7月導入予定
■アレックス ブライト(ユニバーサルブロス)


この他にも、ビスティから「LBパチスロ ヱヴァンゲリヲン ~約束の扉~」やメーカーとして期待が高い北電子からもBT機の発売が予定されています。

特に「アレックス ブライト」は、ユニバーサルエンターテインメントのYouTubeチャンネルで公開された遊技動画が10日で40万再生となっており、遊技者の注目が集まっています。


まとめ

今後のBT機について、8割程度が「遊びたい」と回答しており、目新しさもあって初動はある程度の稼働が見込めるものと考えます。


しかし、6月導入の機種も一部の機種を除いて購入台数が少ない状況となっており、店舗側のBT機に対して消極的な姿勢が見られます。この背景にはBT機の存在が「低単価のスマスロ=利益を取りにくいパチスロ機」という認識を持っていることもあげられます。そのため、導入後は稼働が生命線になるかもしれません。


また、SNSなどの情報収集が主流となる現在において、遊技後の評価がBT機の人気を左右することも予想されます。BT機の導入おいては、店舗の客層の見極めと、ターゲットとなるお客様へのアプローチが稼働につながる要素となるでしょう。


引用データ
BT機に関する調査:シーズリサーチ



BT機の導入に向けては、まず自店の顧客特性や特徴を客観的かつ数値的に把握し、機種選定を元に適正台数の導入をおすすめします。

グローリナスカが提供する「遊動」なら、顧客の遊技動向が把握でき「遊動データ」をもとに、新台の選定や適正導入台数など、効率的な経営につなげていくことが出来ます。


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