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行動心理からみる集客のヒント

こんにちは、ONEHALLソリューションサービス担当です。
本日は、行動心理効果から見る集客のヒントについてお届けします。
 
皆様は店舗への集客に対するお客様の行動心理を考えたことはありますでしょうか。

というと難しいように聞こえてしまいますが、店舗様が集客するために何らかの施策を講じた時に、それを受けたお客様が何を感じて行動に移したのか?お客様の気持ち(心理・心境)はどうだったのかという事です。

ここで言う「心理」とは、行動心理学上の「〇〇〇効果」というものです。人を動かす行動心理は、マーケティングに効果が期待出来るものがあり、意外と身近で使われていて、私たちの行動に影響を与えています。
 
パチンコ店の集客における活用のヒント「〇〇〇効果」についてご紹介していきたいと思います。

目次[非表示]

  1. 1.ザイオンス効果
  2. 2.バンドワゴン効果
  3. 3.まとめ


ザイオンス効果

単純接触効果とも呼ばれ、よく知られている心理のひとつです。
人や物に何度も繰り返し接することや同じ情報に何度も接触するうちに好感を持つなど、評価が高まる効果を「ザイオンス効果」といいます。
 
ザイオンス効果を活用できるのは、主に「広告」があります。何度も目にする広告がより興味をもたれる傾向にあるので、短期間に頻繁に露出する方が効果的であると言われています。
ただし、効果の回数は10回程度とされていて、それ以上接触しても効果が上がらないこともあるので、頻度には注意が必要です。


[パチンコ店での活用]
・ダイレクトメール
・ネット広告
・テレビ、ラジオのCM
​​​​​​​・SNS配信
・大当り情報公開

特に、インターネット広告では、ただ広告を出すのではなく、検索ワードや閲覧情報からパチンコに関心が高い人へ向けて広告を頻繁に露出すると効果は高まるでしょう。
 
また、初めに知り得た情報がネガティブなものだった場合、繰り返し情報に接触をすることで、マイナスの効果が強まり逆効果になってしまうことがあります。
例えば手軽にできるSNS配信などには注意して下さい。


バンドワゴン効果

バンドワゴンとは、パレードのときに先頭を切って走る派手な楽隊車のことです。賑やかなバンドワゴンに乗ることは、多勢に与することを意味しており、また時流に乗っている側につくという意味もあります。つまり、多数の人が支持している事に対して流行りや周りの評判で、心理が左右される行動を「バンドワゴン効果」と呼びます。
 
バンドワゴン効果は、その他大勢の心理を反映した現象です。心理学的には「同調効果」とよばれています。商品やサービスの持つ価値よりも、「多数=価値」という心理がはたらくもので、他人の評判におされて「みんなが買っているなら私も買ってみよう」「みんなが行っているなら私も行ってみよう」という周りと同様の行動をする性質が行動に影響を与えるものです。
わかりやすい例では、買い物などで目にする「いま一番売れています」「お客様満足度99%」などと書かれているとついつい買ってしまうといった行動があげられます。


[パチンコ店での活用]
・朝の抽選やイベントなどの並び
・大当りランキング
大勢の人が、店舗に並んでいると、「この店はみんなが並んでいるから期待できるのではないか」という心理になります。「大勢が並んでいる=良い」と思い、より列が出来るといった流れです。
また、長く並べば並ぶほど、思った結果がイマイチだったとしても自分の受け止め方を捻じ曲げてしまうことがあります。これは「認知的不協和」と呼ばれ、矛盾する二つの認知を抱えてしまった時に矛盾解消のため、自分の思考・言動を変えてしまう傾向のことで、バンドワゴン効果を助長するとも言われています。
 
バンドワゴン効果は、集客の効果を高める方法の一つですが、提供するサービスが悪ければ逆効果を招くこともあるので、特定日などで行列が出来る際はお客様の満足度をある程度獲得できる状況を作ることが望ましいです。




本日は、マーケティングに効果的な行動心理として2つの効果をご紹介しました。
この他にもこういった効果を利用してビジネスに活用できる行動心理はたくさんあります。
 
集客で重要なことは、「自店のマーケティングを意識する」ことと「集客から常連客を増やす」ことです。さまざまな施策から一時的な集客だけでなく、いかに自店に通ってくれる常連客を囲い込めるかといった集客後のその先(常連化)も戦略としては必要でしょう。


まとめ

マーケティング施策や営業戦略など幅広く活用されている経験則では「パレートの法則」というものがあります。これは、「全体を構成する要素のなかで、2割によって成果や数値が生み出される」という考え方で、例えば売上の8割は上位20%の常連客(リピーター)がもたらすという法則です。

この比率は、店舗や地域によっても変わってくるかと思いますが、一時的なお客様を獲得するより、常連客のために資金や労力をかけたほうが売上を伸ばすことができ、効率が良いと解釈できます。では、どうやってパチンコ店では「常連客」と「そうでない人」を把握すればいいでしょうか。これは、台データだけをみても把握できず、人データから確認する必要があります。
 
まず、自店の常連客が「どういった客層」で「どういったものを好んでいるのか」把握することが必要です。また、それを把握したうえで施策を立てていくことが重要となります。
 
また、仮に2割の常連客がいたからと言って残りの8割が不要なわけではありません。
なぜなら、残りの8割が来客しなければ全体の売上は下がってしまうからです。
「常連客」「その他」と位置付けて、求めているニーズや動向の分析をして、「店舗には何が必要なのか」を把握すれば「今欠けているヒント」が見えてくるでしょう。
 
自店の常連客分析は、弊社サービスの「遊動」や「パチピックス」で確認することができます。

自店にとって有益な情報を把握して、これからの戦略に役立ててみたいとお考えの店舗様は、ぜひ最寄りの営業担当か下記問い合わせボタンより、ご連絡下さい。



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ONEHALL編集部
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