
ユーザー目線でみる機種評価 注目される「LT3.0プラス搭載機」(2025年7月導入)
こんにちは、ONEHALLソリューションサービス担当です。
本日は、これから発売予定のスマパチLT機をユーザー目線で評価した「業界逆評価新台レポート」第13回をご紹介します。
経営目線での機種評価は、みなさん日常的にご覧いただいているかと思いますが、逆にユーザー目線で機種評価を見ると、実際新台を買ってはみたものの「お客さまの新台の期待はどうか?」「稼働におけるポイントはどこか?」といった機械性能だけではないお客様目線のポイントが見えます。
7月に導入予定の「ラッキートリガー3.0プラス」搭載機をユーザー目線で評価し、機種のポイントを事前に把握しておくことで、導入後の稼働促進に少しお役立ちいただけるレポートとなっておりますので、ぜひお付き合いください。
では、早速見ていきましょう。
目次[非表示]
7月発売機 スペック&ラッキートリガー性能比較
※独自調査
LT2.0からLT3.0プラスへの大きな変更点として「大当り確率1/349相当でチャージ当りが不要」の部分が話題となりましたが、いざ導入予定機種を見ると軒並みチャージ当りを搭載したスペックが採用されています。また、LT2.0に比べてチャージ当りの確率が重い傾向にはなっているものの、ユーザーが想像していたスペックとは乖離している印象も見受けられます。
LT突入確率は全体的に高くなっており、LT自体の出玉性能はLT2.0と変わらないなかで、どの機種もLT継続率は約80%前後に設定されています。
LT3.0プラス搭載機を開発するにあたり90%を超えるような高継続仕様よりも、1回の大当りで獲得出玉の多さを重視したゲーム性が現市場にマッチしているという意図も垣間見えますが、ユーザーの反応はどうなのか稼働に注目したいところです。
では、ユーザー目線の機種評価を見ていきましょう。
機種評価
eフィーバー炎炎ノ消防隊2 シンラver.(SANKYO)
2025年7月7日導入予定
パチンコ「炎炎ノ消防隊」シリーズの第2弾で、『シンラver.』『紅丸ver.』の2スペックが同時に導入されます。出玉の上乗せループが発生する「超炎上BURST」を搭載しており、内部状態で「超炎上BURST」の当選振り分けが変化するLT3.0プラスならではの新機能に注目。内部状態を示唆する演出も数多くあり、状態を推測しながら大当りを目指す新しいゲーム性が楽しめます。
『シンラver.』は「LT継続率 約80%」「超炎上BURST発生で最低3,000発」「上乗せループ成功で1,500発上乗せ」と、バランスのとれたスペックが特徴で『紅丸ver.』に比べるとやや無難なイメージに感じるかもしれません。
【機種のポイント】
■短期決着の炎上バトルモード
■期待出玉 約4,500発の超炎上BURST
■内部状態推測
■演出の全てが新規
eフィーバー炎炎ノ消防隊2 紅丸ver. (SANKYO)
2025年7月7日導入予定
基本的な仕様は『シンラver.』と同様ですが、「LT継続率 約73%」「超炎上BURST発生で最低4,500発」「上乗せループ成功で3,000発上乗せ」と、一撃の出玉力に特化したスペックが特徴です。出玉重視のスペックが人気の現環境においては、LT3.0プラスの真新しさも相まって多くのユーザーから支持を得られる可能性を感じます。
【機種のポイント】
■短期決着の炎上バトルモード
■期待出玉 約7,500発の超炎上BURST
■内部状態推測
■演出の全てが新規
e東京リベンジャーズ(サミー)
2025年7月7日導入予定
誰もが知る超人気コンテンツの初パチンコ化とあって、ユーザーの注目度は高く、「初当り確率 約1/319」「LT突入率 約61%」「チャージ当り非搭載」と、LT3.0プラスの恩恵を最大限活かしたスペックが特徴です。さらに、「継続率 約77%」「ALL1,500発以上で、50%が3,000発以上」「出玉上乗せ特化のプレミアフラグ搭載」と、継続率と出玉のバランスがとれたLT性能は、幅広いユーザーに受け入れられると予想されます。
【機種のポイント】
■専用筐体「纏」
■1/319×直LTタイプ
■出玉上乗せ特化「渋谷JACK」
■RTCによるカスタム機能解放
e冒険島(SANYO)
2025年7月7日導入予定
1995年に導入された「CR冒険島」のフルリメイク機。スペックは「初当り確率 約1/155」「LT突入率 約1/599」「チャージ当り非搭載」とLT3.0プラスならではの挑みやすさに加えて「継続率 約77%」「ALL1,500発以上で、40%が3,000発以上」と高いLT性能を誇っています。さらに、LTは転落タイプのゲーム性ながら1回転落しても継続する新システム「2回転落システム」によって転落タイプを苦手とするユーザーの遊技にも期待が持てます。
【機種のポイント】
■2回転落システム
■LT突入率 約1/599
■3,000発+欲望ループ
e一方通行 とある魔術の禁書目録(JFJ)
2025年7月7日導入予定
実質初当り確率が1/539と現行機種のなかでもトップクラスの重さにはなるものの、BIGスタート(デカヘソ)搭載により初当りまでの所要時間や平均投資金額は1/319タイプと同等程度になると想定されます。
ただし、直LTタイプが多い現市場においてはLT突入までのハードルを高く感じるユーザーが一定数いると考えられますが、その分LTは「継続率 約75%」「ALL3,000発以上」と一撃性を秘めた高性能仕様になっており、一発逆転を狙う選択肢として需要の高まりも期待できます。
【機種のポイント】
■右打ちALL3,000発以上
■BIGスタート
■オリジナル映像
e 犬夜叉3.0(ディ・ライト)
2025年7月7日導入予定
実質初当り確率 約1/399.2に対してチャージ当りが約1/369とチャージ当り比率の高さが気になります。しかし、チャージ当り後は10回転以内に約1/191.6で大当りすれば必ずLT突入となるLT3.0プラスで実現したゲーム性によって、パチスロのチャンスゾーンのような楽しみ方も期待できます。
LT突入率が約1/693と高く、LTは「継続率 約80%」「75%が3,000発以上」と魅力的なスペックになっている一方で、振り分けの残り25%が300発である点やLT後半では3,000発の振り分けが無くなる点でマイナスイメージと感じる人が一定数いると考えられます。
【機種のポイント】
■LT高確率ZONE
■LT突入率 約1/693
■最大9,000発のブッた斬りBURST
e マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(京楽)
2025年7月22日導入予定
業界初の新1G連システム「VコネクトBONUS」が最大の特徴。出玉が多いほど終了後の「VコネクトBONUS」の1G連期待度もアップする仕様となっているため、出玉獲得の達成感と次回出玉への期待感を同時に堪能できます。
初当り確率は約1/399.9ではあるが、「必ず1,000発獲得」「約50%でLT突入の直LTタイプ」となり、LT突入時は「VコネクトBONUS」当選が保証されます。
平均3,700発を獲得した状態で継続率 約83%のLTに挑める安心感や新たなゲーム性はユーザーからの支持を得られやすいと推察されます。
【機種のポイント】
■VコネクトBONUS
■初当り=必ず1,000発獲得
■ガチャ演出
©大久保篤/講談社©大久保篤・講談社/特殊消防隊動画広報課
©和久井健/講談社 ©和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会 ©Sammy
©SANYO BUSSAN CO.,LTD.
©2017 鎌池和馬/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/PROJECT-INDEX Ⅲ
©2018 鎌池和馬/冬川基/KADOKAWA/PROJECT-RAILGUN T
©高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ2000&2009
©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners ©KYORAKU
まとめ
従来のラッキートリガーをさらに進化させたパチンコの新システム「ラッキートリガー3.0プラス」は、スマートパチンコ限定であるものの、LT2.0よりも突入確率を大幅にアップさせることができ、従来よりラッキートリガーを身近に体感できるようになりました。
さらに、時短性能の仕様変更によりこれまでにない多種多様な新しいゲーム性の搭載にも期待が持たれています。7月上旬はかなりの新台が登場するなかで、稼働促進においてはその機種を遊ぶお客様の属性や遊技思考の把握が必要となります。遊技ファンの行動分析に基づいた集客施策と来店数の増加のアシストは、ONEHALLにお任せください。
「ONEHALL(ワンホール)」
「ONEHALL」は、自店で持っている遊技会員データと、アプリやWebを通して得られるデータを活かし、人目線に立った課題を解決するサービスを統合的に分析・活用するソリューションの総称です。現在は以下のサービスを展開し、ホール様の業務効率にも寄与しております。
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