LINE公式アカウント 料金プランの改定における影響
2023年6月1日にLINE公式アカウントの料金プランが変更となりました。ポイントを絞って情報を知りたい方✅
現在、LINEの公式アカウントを使って来店情報を流しているホールさんも多いかと思いますが
2023年6月に料金プランの変更が行われるお話です。
LINE公式アカウント、料金プラン改定のお知らせ
引用元:https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2022/4382
LINEアカウントの料金プラン改定に踏み切った理由もお伝えしながら、金額や配信数にどう影響がでるか一部公式情報を抜粋しつつ、まとめてみました。
目次[非表示]
LINE公式アカウント、料金プラン変更の概要と背景から読み取れること
「LINE公式アカウント」は、企業や店舗がユーザーにとって「本当に欲しい情報」を届けることで、ユーザーひとりひとりに最適化された双方向のコミュニケーションサービスを目指しています。
しかし、メッセージの一斉配信などによる一方的なコミュニケーションが多くなっていたことが、課題となっていました。
引用元:https://www.linebiz.com/jp/news/20221031
LINEは、興味や関心に合わせて配信できることが強みとされていますが、一斉配信をするために利用している企業様に対し費用をいただく形にしたと考えられます。通数が多い配信はシステムに負荷もかかり、受け取る側も通数ばかり増えてしまいます。ユーザー視点にたっても今回の改定はメリットがあると考えられ、活用の方向性をかなり絞っていると読み取れます。
LINEを利用しているホールの影響範囲
広告宣伝規制が厳しいパチンコ業界にとって、初期導入費用もそこまでかからずファンも当たり前に使っているLINEの仕組みは、能動的に自ホールへ興味を持つファンへの情報配信ツールとして素晴らしいものの1つでした。
しかし「ファン全員に向かって情報発信をする」「毎日既読してくれる方には公平に情報を伝える」ためにLINE配信を使っていたホール様は、LINEの方針に合わない可能性が出てきます。
特に直近で起こり得るのは「配信数の制限」です。
現プランと新プランで変わること
※2023年の2月現在の情報を元に掲載しております。
出典:【重要:再掲】LINE公式アカウントの月額プラン改定に伴うプラン料金の日割り廃止のお知らせ からブログ著者が数字をまとめたもの
フリープラン⇒コミュニケーションプラン
今まで無料で1,000通まで配信できたところが、フリープランは廃止され201通~1,000通以内でおさめていた企業はライトプランに変更する必要があります。
今回ホール様に大きく影響が出るのは上限通数の変更だと想像できますので詳しく説明します。ぜひ自ホールの現状と比較しどこにあたるのか調べてみてください。
ライトプランの変更 / スタンダードプランの上限通数の変更
再度何が変わったかポイント比較してみます。赤字が2023年6月から変更となる部分です。
出典:【重要:再掲】LINE公式アカウントの月額プラン改定に伴うプラン料金の日割り廃止のお知らせ からブログ著者が数字をまとめたもの
ライトプランは5,000通に引き下げられる上、追加メッセージも不可です。
配信数を見誤らないよう慎重に運用することはもちろん、2023年1月26日に警察庁から広告宣伝の在り方の行政講話があった今、プランを考え直すことも視野に入れる必要がありそうです。
縦軸にLINE友達数、横軸に配信回数での表を作ってみましたが、現ライトプランのユーザーがそのままプランを変えなかった場合、ハイライト部が配信ボリュームに影響のあるラインとなります。
スタンダードプランも30,000通に引き下げられます。このプランを契約しているホール様は、来店情報や出玉情報を多くのファンに配信していると考えられますが、従量料金も加味するとなると費用対効果を考える必要が出てきます。日々の運用の中で、新たなKPIを設定していくとなると運用負担も増してくると想像できます。
上記同様、スタンダードプランのユーザーがそのままプランを変えなかった場合、ハイライト部が配信ボリュームに影響のあるラインとなります。
まとめ
2023年6月のLINE料金プランの改定を、背景からご説明し起こりうる可能性をお伝えしました。
出典:【重要:再掲】LINE公式アカウントの月額プラン改定に伴うプラン料金の日割り廃止のお知らせ からブログ著者が数字をまとめたもの
現状のLINEプランを把握し、自分のホールではどのような影響が出るかを考えるきっかけとなれば幸いです。
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