遊動ニュース ~全国版~ 8月配信号
グローリーナスカ遊動分析の加盟店さまだけに、毎月配信している「遊動ニュース」の最新号をピックアップしてご紹介!
今月はからくりサーカスとスマスロ半期総括をしてみました。
目次[非表示]
- 1.遊動分析とは
- 2.遊動アウトランキング
- 2.1. 用語説明
- 3.初遊技ランキング
- 4.新台速報
- 5.準新台
- 6.相関ランキング
- 7.スマスロ登場から7か月を振り返ってみる
- 7.1.【一撃出玉機種】
- 7.2.【出玉マイルド機種】
- 7.3.【まとめ】
- 8.全国遊動をおすすめします
- 8.1.遊動レポートサイト登場!
- 9.まとめ
遊動分析とは
遊技客がどのような遊技をしたのか?それがわかる機能が「遊動分析」です。
遊動分析によって、遊技客がどの台で、どれだけ遊技したのかという、遊技客単位での情報を知る事ができ、いままでにない密度の濃い分析データから「お客様の見える化」によるきめ細やかなサービスが提供できます。
遊動アウトランキング
遊動アウトの全国ランキングから満足度の高い機種を読み解きます。
用語説明
- 遊動アウト:お客様一人当たりのアウト
- 初遊技機種:お客様が来店して最初に遊技した機種
- 回転率:設定台数1台当たりの人数
- 勝ち率:機種を遊技したお客様のうち勝ったお客様の割合
- 勝ち平均:勝ったお客様の勝ち金額の平均
- 遊動相関:機種と機種の相性
スマスロ「からくりサーカス」は一撃の出玉性能が期待でき、出玉性能の期待感から、プレイヤーが粘っていることが見て取れました。
「バイオハザード」も1週目のデータのみではありますが、ランキング1位を獲得しています。
こちらの出玉性能はマイルドなので、からくりサーカスとのすみ分けでどう動くか、今後の状況に注目したいと思います。
初遊技ランキング
お客様が来店して最初に打つ機種のランキングから注目度の高い機種を読み解きます
からくりサーカスは6位と健闘しました。
スマスロも機種が増えてきて、北斗のような長期稼働貢献機種が増えることを期待したいですね。
初遊技ランキングでも5位であり、勝ち平均と粗利の高さが際立っています。
導入初日のコイン粗利は1.22という数値で他に類を見ないデータを出していました
初遊技ランキングでも5位であり、勝ち平均と粗利の高さが際立っています。
導入初日のコイン粗利は1.22という数値で他に類を見ないデータを出していました。
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新台速報
今月導入された新台の初週データをいち早くご紹介!
からくりサーカスの勝ち平均は飛びぬけて高く、これまでのスマスロ機中トップとなりました。
対して勝ち率は平均以下でコイン粗利も高く、プレイヤーにとっては「荒い機種」と印象づいたのではないでしょうか。
準新台
注目のあの台のその後をご紹介
相関ランキング
機種同士の移動傾向から、人気台と相性のいい台をご紹介
スマスロ登場から7か月を振り返ってみる
昨年の11月21日にスマスロが導入されてから約7ヶ月が経過しました。 機種も出揃ってきており、今回はスマスロの実績を振り返る事で、今後の展望について考察をしたいと思います。
7月末時点でのスマスロ導入機種数は12機種。
その中で大きく分けると「一撃出玉が高い機種」と「出玉性能はマイルドだが、勝率が高く設定に期待できる機種」の2極化が進んでいます。今回は勝ち平均の高さからその2つを「一撃出玉機種」と「出玉マイルド機種」に分け、それぞれを解説します。
【一撃出玉機種】
勝ち平均が最も高かったのはからくりサーカスで29,234という数値をマークしました。5号機のミリオンゴッド凱旋が約27,500であった事を鑑みると、スマスロの出玉性能は5号機と同等以上であると言えます。
一撃出玉機種の遊動アウトは平均3,666でAT機の平均より高く全体的に高水準。機種の特性上、遊動アウトが低くなりやすいという要因もありますが、今後4,000を越える機種は要注目です。
反面、粗利に注目してみると全体的にかなりの高粗利で、この運用では稼働が急降下してしまう原因となりがちですが、出玉に期待できる機種はそういった運用でも稼働を得ています。
例えば、ヴァルヴレイヴにおいては導入から35週が経過しており、粗利も高いまま推移しているものの、アウトは約7,000、遊動アウトは2,600で下げ止まっています。これは超革命RUSHに入った時の期待感と高純増のAT性能が、射幸性の高い機種が好きなプレイヤーの支持を得られていると言えます。
これは初週の遊動アウト3,808という、一撃出玉機種の中で最も高かった結果が物語っています。
今後の展望として、このような一撃出玉機種を増やしていくかですが、現在の設置比率7.1%の状況と過去の実績から評価すると、設置比率を変えずに5スロへの移設を行った方が良いと考えます。
5スロへの移設は設備投資がかかってしまいますが、20スロで非稼働の機種を5スロへ移設したとたん、18,000枚稼働するといった事例もあるくらいです。
【出玉マイルド機種】
こちらの機種はご存じの通りモンスターマシンである「北斗の拳」が、ほぼすべての項目で高い実績となり、他の機種を大きく突き放しました。
遊動アウト4,927という数字は6号機史上No.1となっており、勝ち平均21,173は5号機のバジリスク絆より約3,000高いものとなっています。また勝ち率においても高水準となっており、遊技客にとって勝ちやすく一撃出玉にもそれなりに期待できるという評価から、現状の稼働となっていると思われます。
ただ、北斗は設置比率が5.9%と非常に高く設置比率は危険水準に到達しています。過去の実績からゲーム性こそ違いますがReゼロは設置比率5%を越えたあたりから一気に稼働が落ちたので、北斗は過去実績からみても要注意です。
今後増台の予定もありますが、過去の実績を払拭できる程のポテンシャルを持つ機種なのかどうかは気になる点です。
他機種に注目してみると、HEY鏡とSAOが近い実績となりました。HEY鏡は導入台数が多すぎたのと、北斗にポジションを完全に奪われてしまったため、18週以降はかなり厳しい状況となり減台、5スロへの移設という実績でした。SAOについては初週がよく、2~5週目の落ち幅が大きくなりましたが、6週目以降の落ち幅が緩やかで遊動アウトは3,500あたりをキープしています。これは、SAOの遊技年代が40代までで93.6%と比較的若い支持層に受け入れられており、若年層の遊技客がコンテンツ重視でリピート遊技しているのではないだろうかと推測します。
【まとめ】
現時点でスマスロの普及率は20スロで20.8%となっています。
スマスロの適正台数という面において、現状設置比率が7.1%の「一撃出玉機種」は、過去の実績を考慮すると現在の設置比率を維持しつつ入替を行い、古い機種は5スロへ移設を行っていく施策が適正と考えます。
設置比率が13.7%の「出玉マイルド機種」は、まだ増やせる余地があると言えます。
現時点で6.5号機が24%、ジャグラー系が25%、ノーマルと30Φが合計15%となっている現状から、ジャグラー系と同じ25%あたりまでは問題ないと考えます。
結論として、20スロでスマスロ設置比率30%あたりを目安に入替を行い、射幸性の高い機種はその中で入替、撤去した機種は5スロへ移設する流れを保ちな がら今後の動きを見ていくのが得策と考えます。
全国遊動をおすすめします
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まとめ
遊動ニュースは、遊技台データを「台」目線ではなく「人」目線で分析する「遊動分析」のデータをわかりやすく加盟店様に解説しているニュースペーパーです。
遊動分析のデータをどう読み解くか、自店にどう活かすか、全国データから当社のコラムニストの解説を踏まえて発信しています。
遊動分析・全国遊動について詳しくは、営業担当もしくは当社までお問い合わせください。