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TwitterがXへ。何が変わった?

米X(元Twitter)社は7月24日にTwitterの名称を「X」へ変更し、アイコンも青い鳥から黒いXマークへと変更しました。

今回の変更により、サービス運用上注意すべきポイントがあるか、確認してみましょう。


目次[非表示]

  1. 1.名前とロゴが変わった
    1. 1.1.Xロゴの最新版のダウンロード先
    2. 1.2.豆知識:なぜ変えたの?
  2. 2.言い方が変わった
  3. 3.「Twitter Blue」の名称が「X Premium」へ。機能差が明確に
    1. 3.1.XPremiumに契約しメリットがあること
  4. 4.まとめ


名前とロゴが変わった

TwitterはXに変わり、ニュースでは「エックス(旧ツイッター)」という形で呼ばれることが増えています。アプリのアイコンも鳥のシルエットからXへ変わりました。
今後、ホームページや自社サイトでTwitterアカウントを紹介する際には「X(旧Twitter)」のロゴが必要となります。


Xロゴの最新版のダウンロード先

サービスでロゴを利用する場合、Xブランドツールキット最新版からダウンロードできます。背景が黒か白であることを前提に作られたロゴです。

🔽 Xブランドキット(英語版)

  About Twitter | Our logo, brand guidelines, and Tweet tools Download the Twitter logo, assets, and Twitter Brand Guidelines — and learn how to embed a Tweet on your website. https://about.twitter.com/en/who-we-are/brand-toolkit

X-logoの横にあるDownloadを押してください。


豆知識:なぜ変えたの?

Twitterは鳥のさえずりをコンセプトに名付けられました。しかし、動画や画像の投稿、金融関連機能の拡充などによりコンセプトが変わったようです。詳細はこちら

🔽 イーロンマスクの投稿

  https://twitter.com/elonmusk/status/1683656350046232578? Twitter


言い方が変わった

投稿することを「ツイートする」から「ポストする」に統一しました。以下、用語の変更点です。

  • ツイートする → ポストする
  • リプライする → 返信をポスト
  • ツイートアナリティクス → ポストアナリティクス
  • リツイート → リポスト

🔽投稿画面

🔽分析画面へのリンク、そして返信部分

インスタグラムも「ポストする」と言いますので用語に困る方は少ないかもしれませんね。


「Twitter Blue」の名称が「X Premium」へ。機能差が明確に

有料サービス「Twitter Blue」が「X Premium」へ名前が変わりました。 広告分配が受けられる、月額課金を設けることが可能、動画の容量や投稿ができる等たくさんの違いがあります。

「X(旧ツイッター)」にコンテンツ提供するユーザーを優先としていきたい思想が見て取れます。


項目
X(無料)
XPremium(有料980円)
投稿
閲覧
投稿できる文字数
140文字
最大500文字(太字可)
投稿した文章
編集できない ❌
30分以内は編集できる  ⭕️
投稿できる
動画サイズ
2分20秒までの動画
120分/8GBまでの動画

閲覧中
表示される広告

変わらない
半減する
機能
ブックマーク
フォルダ分けできない
フォルダ分けが可能
売上
広告収益
なし
3ヶ月で1,500万impある
ユーザーに限る
自分のポストの返信に表示される
広告売上の一部が分配される
サブスクリプション
できない
500人以上のフォロワーがおり
30日間アクティブである
ユーザーが対象



XPremiumに契約しメリットがあること

パピモネットが運営しているXアカウントも、集客施策にどのようなメリットがあるのか調査するためXPremiumを契約中です。現時点契約してよかったと思えることは以下です。

その1:投稿後の編集が可能
30分以内に編集できるため、投稿後の間違いも対応が可能です。


その2:いいねや返信がつくと優先される
おすすめのタイムラインに掲載される可能性が高まります。


その3:投稿による売上の可能性
2023年4月には月額課金が提供できる仕組み、8月にはYouTubeと同じように広告費が一部分配されるという仕組みが実装されました。コンテンツ更新管理者のモチベーションがあげられる出来事であり、宣伝とはまた異なる価値を生む可能性が出てきました。


まとめ

担当として行わないといけないことや検討すべきことは3点あるものの、

・名称とロゴの変更
今後、ホームページや自社サイトでサービスでロゴを利用する場合、名称変更の他Xブランドツールキット最新版からダウンロードが必要

・用語の変更
「ツイートする」→「ポストする」など、言い回しの統一が必要

・有料サービスの検討
「X Premium」の新機能として投稿による売上の可能性が追加されているから


表面的にはロゴと名称だけで、言い回しを変更する必要がある以外の大きな問題は現れていないように見えます。

​​​​​

とはいえ、過去の度重なるルールや機能の変更、リニューアルのたびにおきるサーバーの不安定さ、対企業向けへ提供している有料サービスクオリティの低下など、問題点が次々に挙がっています。



これらの状況が利用者の信用度を下げ、広告主の一時撤退にまでつながっています。新たな名称「X」への変更は、サービスの新しいスタートを象徴しているかもしれません。しかし、その背後で起こっている問題に対して、企業がどう対応していくか、そしてユーザー信頼を取り戻すにはどうすればいいのか、それがこれからの課題と思われます。


次回の記事では、Xの代わりになると台頭してきている新しいSNSのお話と、パチンコホールが集客のためにどう利用すべきか解説します。X(旧Twitter)の変化から学び、他のSNSでの戦略を立てるための手引きを提供しますので、お楽しみに。

ONEHALL編集部
ONEHALL編集部
遊技データサービスを企画構築するグローリー株式会社・グローリーナスカ株式会社のスタッフ。Webマーケティングにまつわる有益な情報や用語等、ホール様に提供することを目的としています。
ブログ内容やサービスに関するお問い合わせは以下まで

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