遊動ニュース ~全国版~ 6月配信号
グローリーナスカ遊動分析の加盟店さまだけに、毎月配信している「遊動ニュース」の最新号をピックアップしてご紹介!
今月は期待のスマスロSAO導入データに注目です。
目次[非表示]
- 1.遊動分析とは
- 2.遊動アウトランキング
- 2.1. 用語説明
- 3.初遊技ランキング
- 4.新台速報
- 5.準新台
- 6.相関ランキング
- 7.GW期間における、前年との稼働比較
- 7.1.■4円パチンコ
- 7.2.■20円スロット
- 7.3.■1円パチンコ、5円スロット
- 8.遊技客セグメントごとの比較
- 9.全国遊動をおすすめします
- 9.1.遊動分析活用の効果
- 10.まとめ
遊動分析とは
遊技客がどのような遊技をしたのか?それがわかる機能が「遊動分析」です。
遊動分析によって、遊技客がどの台で、どれだけ遊技したのかという、遊技客単位での情報を知る事ができ、いままでにない密度の濃い分析データから「お客様の見える化」によるきめ細やかなサービスが提供できます。
遊動アウトランキング
遊動アウトの全国ランキングから満足度の高い機種を読み解きます。
用語説明
- 遊動アウト:お客様一人当たりのアウト
- 初遊技機種:お客様が来店して最初に遊技した機種
- 回転率:設定台数1台当たりの人数
- 勝ち率:機種を遊技したお客様のうち勝ったお客様の割合
- 勝ち平均:勝ったお客様の勝ち金額の平均
- 遊動相関:機種と機種の相性
大方の予想通りスマスロSAOが遊動アウトにおいて非常に好調なスタートを切りました、北斗・ゴブスレと並びスマスロが非常に好調であると言えますが、これまで主力機種としてトップの座を守ってきた、カバネリも根強く人気であることがわかります。
スマパチは仕置人が数値的にも失速しランク外(遊動アウト全体平均3,257で8位)に、次なるヒット機の出現が望まれる形になりました。
初遊技ランキング
お客様が来店して最初に打つ機種のランキングから注目度の高い機種を読み解きます。
初遊技ランキングの注目は今月もスロットで、スマスロが引き続き業界をけん引する形になっており、SAOの勝ち平均額も勝ち率も申し分なく、今後のスマスロ導入の好材料と言えるでしょう。
新台速報
今月導入された新台の初週データをいち早くご紹介!
準新台
注目のあの台のその後をご紹介
スマスロ北斗の拳は4週目においても稼働を維持しており、遊動アウトが下がった分、回転率の上昇で補っている形になりました。
長期の稼働貢献が見込める機種だけに、導入台数過多による 需要と供給のバランス悪化は気を付けていきたいですね。
相関ランキング
機種同士の移動傾向から、人気台と相性のいい台をご紹介
GW期間における、前年との稼働比較
今回は少し遅くなってしまいましたが、2022年のゴールデンウイーク期間と、2023年のゴールデンウイーク期間を比較してみたいと思います。
昨年から変化した点として6.5号機及びスマスロ登場によるスロットの盛り上がり、もう1点はスマパチ登場後も不調が続くパチンコ、といった昨年と相反する結果となりました。
■4円パチンコ
遊動アウトの減少がそのままアウト平均の減少へと反映されてしまいました。
エヴァ・リゼロと昨年と主力機種がほぼ変わっていないことに加え、肝心のスマパチもただの新台と同じような扱いとなっていることが低調の要因だと考えられます。
当初期待されていた仕置人については、適正粗利を確保する為の運用が難しかったのが原因で、厳しい運用が続いてしまい客離れを起こしてしまっています。
7月に導入が予定されているスマパチ花の慶次はCタイムがない分、出玉性能に期待できる可能性がある事のみが唯一の希望で、パチンコはまだまだ厳しい状況が続きそうです。
■20円スロット
予想通り全ての指標において昨年を大きく上回りました。
そもそも昨年のゴールデンウィーク期間中のスロットの状況が悪すぎたことも、この大幅な向上の一因ではありますが、犬夜叉・カバネリの6.5号機から始まったスロット復権は、スマスロ登場により好調をキープしています。
ただ粗利には注意が必要です。現在は問題なく稼働し続けていますが、遊技客の負担が増えますので、運用バランスには注意してください。
■1円パチンコ、5円スロット
1円パチンコは若干の差はあるものの昨年とほぼ変わらず、良くも悪くも「現状維持」の状態といえます。
5円スロットは遊動アウトに大きな変化はないものの、回転率が増加した影響でアウト平均も大きく増加しており、20円スロットの好調の波が5円スロットにも影響していると考えられます。
遊技客セグメントごとの比較
■年代別
4円パチンコにおいては、男女共に20代~40代の遊技客が減少しています。
これは前述したように、現在のパチンコ主力機種がほぼ変わらず、スマパチも大きなインパクトを与えることができていないことから、特に若い遊技客がスロットに流れていることが考えられます。
にもかかわらず、粗利は昨年と同程度の水準となっているので、このままだとさらにパチンコ離れが加速してしまうのではないかと懸念しています。
20円スロットは4円パチンコとは大きく異なり、すべての年代において大幅に増加しています。
特に上がり幅が大きい男性20代以下については、5月の遊動アウトランキングでも上位であるゴブリンスレイヤーやカバネリなどは20代以下のみで30%近くを占めており、30代以下までで遊技客層の大半を占めています。
それに対して、スマスロ北斗は20代以下の稼働は平均を下回るものの、30代・40代・50代の稼働が高く、遊技客層のすみわけがうまくできているのではないでしょうか?
そもそも昨年と比較してスロットの主力機種の性能や量が違いすぎるので、全ての年代での遊技人数増加は当然ともいえる結果でしょう。
スマスロがこのまま好調であり続ける限りは、スロットの時代が続いていきそうです。
■総括
今年のゴールデンウイークは、スマスロの登場が大きく影響したこともあり、スロットの遊技人数は昨年と比べて大幅に増加した結果となりました。
反面、パチンコは遊技客数を少し減らす形となり、スマスロとは打って変わって、スマパチが新台の域を出ていない状態であることは問題視しなければならないでしょう。
今後もスマスロが注目されていくのは当然ですが、スマパチについても今後優良機種が導入されてくるので、スタートとベース、粗利のバランスをしっかりと考え運用することで現状打破を狙いたいところです。
全国遊動をおすすめします
遊動分析を、ホールコンピューターや会員管理システムなどの、店舗設備に制限なくご利用いただけるよう、全国遊動データ閲覧サービスをご用意しています。
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遊動分析活用の効果
導入当初、注目度が低かった、戦国乙女6と緋弾のアリアの初日遊動アウトは同機種の平均を大きく上回る結果でした。
全国遊動では、最新データが翌日には閲覧できるので、この2機種は早期に増台判断をした企業様も多かったのではないでしょうか?
まとめ
遊動ニュースは、遊技台データを「台」目線ではなく「人」目線で分析する「遊動分析」のデータをわかりやすく加盟店様に解説しているニュースペーパーです。
遊動分析のデータをどう読み解くか、自店にどう活かすか、全国データから当社のコラムニストの解説を踏まえて発信しています。
遊動分析・全国遊動について詳しくは、営業担当もしくは当社までお問い合わせください。